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2013/07/04

台湾人が異常に優しいんですが一体何なんでしょうかこれは

ここ最近台湾人と接する機会が多いのだけど、彼らはみんな超フレンドリー。フレンドリー過ぎて驚きます。
何か裏があるんじゃないの?と思ってしまうぐらい。今日はそんな台湾人のナイスっぷりを紹介。

出会って二日目なのにこんな書き置きを残してくれました。優しいですね。ホロリ。

別れの際にはわざわざ手紙をくれた。読めねえええええ。


あと、この動画を見て台湾人が好きになりました。

台湾人は親日・・・という話は日本でもよく聞くけど、実際に接してみるとやっぱりそうなのかなーと感じる。向こうでは日本語オンリーのテレビチャンネルがいくつかあって、ちびまる子ちゃんやら名探偵コナンやらを放送してるみたい。日本の商品も沢山ある様子。少年ジャンプもあるんだって。
なぜか「宝島少年」になっている

これは台湾人だけでなく、香港人、そして中国本土出身の人達にも共通して見られることなのだけど、彼ら中華系民族はみな友情に厚い。滞在先のホステルで彼らの夕食を観察していると、毎晩家族のようにみんなで集まって楽しそうに食卓を囲んでいて、観察した限りでは、一人で食事を摂ることを好む人は彼らの中には見たことがない。少子化によって核家族化した社会で孤食をして育つことの多い日本人との違いがよく見える。

表面的には中華系民族のこの情の厚さは素晴らしいなーと思う一方で、日本よりコミュニティ内の同調圧力が強いのではないかとも思う。これは完全な憶測でしかないのだけど、孤食で育つ日本人は個人主義的なふるまいに対して比較的寛容なのではないかと思う。一人で食事を摂っている自分が他人から悪く思われていないかを過度に気にする「ランチメイト症候群」なんて言葉があるけど、それはあくまで望まずに孤立してしまった側が帰属意識を求めるパターンで、自ら孤立することを能動的に選んだ人に対して「あいつは一人で飯を食って一体何なんだ」と文句をいう人の話は聞いたことがない。もちろん、日本にも「出る杭は打たれる」だとか、「空気を読む」と言った風にグループに所属しない個人を叩くような全体主義重視の価値観はあるのだけど、少なくとも食事ごときで個人を非難することはないと思う。じゃあ台湾人、香港人、あるいは中国本土の人がそういう真似をしているのを見たことがあるのか?と聞かれるとそれもないんだけど。じゃあ何なんだよ、と言うと、そういうほんの僅かな差でしかないのかもしれないけど、個人主義に対する寛容性は、比較的日本人のほうが大きく、彼ら中華系民族の社会では、日本よりは「空気を読め」感、いわゆるピア・プレッシャーが強いのではないか・・・ということを、彼らの食事の風景から垣間見える帰属意識を観察していて感じた、ということ。

このことを友人に話したところ、台湾や香港、中国は、実社会はどうあれ、個々人の意識レベルについてはまだポストモダン社会に到達していないのではないか?と意見をくれた。

東浩紀は、ポストモダン社会についてこう述べている。
近代社会は、インフラと価値観の統合を理想とした。たとえば、日本国家に属する人間は、日本人とし ての文化や規範意識を身につけるべきものだとされてきた。それに対して、ポストモダン社会は、誰もが利用可能な必要最低限の共通サービスの上に、市民それ ぞれが自分の好みで選べる多様なコミュニティ・サービスが乗る、という二層構造を理想としている。日本人だからといって、特定のライフスタイルを強制され ることはない。

もし仮に、台湾や香港、中国の社会に生きる人々が、友人の言う通り、個人レベルにおいて依然としてポストモダン的思想に到達できていないとするならば、伝統的、大家族的なコミュニティへの帰属を重視するという価値観は、全体性を重視するモダン社会的思想と一致するし、その帰結として、日本社会よりもピア・プレッシャーが強いだろうという俺の予想も当たらずといえども遠からず、と言えるのではないだろうか。まぁここらへんは完全なる憶測なのであまり深くツッコまないでいただきたいのだがw

ともあれ、彼らの人懐っこさには素直に驚かされるし、なんだか高校ノリっぽいような彼らの性格に感動を覚えましたとさ。たくさん台湾人の友人ができたし、いつか台湾に行かないとなー。



タイミングよくこんな記事を発見したので紹介。これは見たい。

『台湾アイデンティティー』監督に訊く、台湾の「日本語世代」と考える日台関係
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/130702/wir13070211140000-n1.htm

2013/03/29

香港人&台湾人の暇つぶし


韓国人の花札を目撃したのはつい数日前なのだが、実はそれよりもっと前、今のホステルに来て二日目ぐらいに目撃したのが彼らの麻雀だったwまさかオーストラリアで麻雀牌を見るなんて・・・と最初はビビった。花札以上にビビったwていうかお前らどこで一式ゲットしたんだよ・・・まさかわざわざ自分の国から持ってきたのか?と聞いてみたらパースで$80(¥8,000ぐらい)で購入したそう。結構な金額だと思うんだけどw

麻雀を知ったのは小学校高学年の頃に読み始めた「勝負師伝説 哲也」だったのだが、この漫画のせいで麻雀はイカサマをするのが普通のゲームだと長いこと思っていたwこの漫画を読んで知っている程度だから、役や牌の名前その他(ポン・チー・カン)を単語として知っているだけで、具体的なルールは全く知らない。楽しいゲームなのは間違いないはずだから、ルールを覚えて挑戦してみたいのだけど・・・。麻雀をやる友人は周囲に全くいなかったために覚えるきっかけが全く無かった。おかげで韓国式花札の時と違って、彼らの麻雀を眺めていても日本のルールとどんな違いがあるのか皆目見当がつかない。うーん残念。本気出せばネットゲームで勉強できそうではあるけどw

囲碁・将棋もそうだけど、頭を使う卓上ゲームは判断能力を磨く良い訓練になるだろうな~。大局観と呼ばれるこの直感的思考能力は人生に役立つといっても過言ではないはず。


楽しそうだなーいいなー。ルールを覚えていつか鷲巣麻雀をやるのが俺の夢の一つw

そう言えば、沖縄にはツバメ返しができる凄腕の雀士がいるので紹介しておく。

韓国人の暇つぶし

ある日の夜、韓国人たちがある遊びに興じているのを発見した。それを見た俺は驚いた!
なんと花札をしていたのである。「韓国人も花札を知ってるのか!」と尋ねると、これまたびっくり、「花札は日本のゲームで、韓国に輸入されてるんだよ」とのこと。知らなかった・・・!!話を聞いてみると、韓国の若者はほとんどルールを知っていて、誰でもできるらしい。花札が出来る若者は日本にはあまりいないんじゃないか・・・?
俺が花札を覚えたのも、子どもの頃に毎年正月に母親にいやいや引きずられるようにしてやんばる(沖縄中北部)にある瀬底島の祖母の家を訪ねたせいだった。島内には個人経営の売店が2店舗と小学校があるだけで、娯楽は何もなく、更にその島は本島と橋で繋がった集落であるため、子どもの頃の俺にはまさに監獄のような場所で、死ぬほど退屈であった。

退屈なのは子どもだけではなかったようで、帰省中の親族みんなで花札をやるのが習慣のようになっていた。徹マンならぬ徹ハナで早朝までやることもしょっちゅうで、祖父の通夜の際にも棺の横で花札をやっていたのをよく覚えている。
最初は俺も見ていただけだったのだが、門前の小僧習わぬ経を読む、で自然と覚えてしまった。といっても2人用のこいこいよりもっと単純な花合わせの亜流の用なルールを一回4人でやっていた。

韓国人たちの花札のやり方を観察してみると、ルールはこいこいに似た「ゴーストップ(Go Stop)」というルールが主流のようで、上がりに必要な役を揃えた際にこいこいするかしないかをGoまたはStopで宣言する。ただし、ジョーカーやボーナスカードと呼ばれる特殊なカードがあったり、自分の札と場の札を合わせた後で山札から同じ種類の札を引いてしまった場合は自分の札として獲得することはできず、場に3枚1組として置かなければならない、などよりゲーム性の高いルールになっている印象。

韓国の花札は短札の「みよしの」「あかよろし」がハングルになっていたり、20点札全てに「光」の文字が入っていたりと、日本の花札と微妙に絵柄が違っていて面白い。

韓国式花札を覚えて彼らと勝負してみたいと思ったので軽く教えてもらった。ルールはそこまで難しくはないものの、役作りの戦略の立て方が違っているため慣れるのに時間がかかりそうだ。「iPhoneのアプリがあるからそれで勉強しなよ!」と教えてもらったので、目下勉強中である笑


こういう些細な発見と驚きも旅の醍醐味なのかもしれんな。こんな形の交流も面白い。

2013/02/16

9時間後・・・

青空の下、この場所で日焼け止め無しで9時間働いたら・・・




首の後ろがこんなに焼けてしまった!オーストラリアの紫外線量は日本の7倍近くあるらしいのだが、襟ぐりの広い長袖しか持っていないためここだけ日焼けがひどいことに。

今度からは日焼け止め塗ろうかな~。さすがにこっちで一回も日焼け止めを使わないのはマズイか・・・。

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