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2013/07/28

される差別とする差別

アジア人の多くは、映画やテレビに登場する欧米圏の人々を観察することで、彼らはアジア人に比べて、気さくで明るく、フレンドリーだという印象を抱くようになるだろう。日本人と比べてみても、欧米人は自らの感情に対して開放的で、人前で強い感情を表すことを恥と感じる我々とは対照的だ。本気で怒った時はかなり怖いが、その分、ポジティブな感情も同程度に表現するため、彼らがどのような感情を抱いているのか非常にわかりやすい。オーストラリア人も同様で、陽気でフレンドリーだ。移民国家という歴史もあって、市民は外国人と接することに慣れているように見える。早朝の通勤時やジョギング中など、道端ですれ違えば、「Hi!(やぁ!)」、「G'day, mate!(こんにちは!)」と挨拶を投げかけてくれる地元の人によく遭遇する。これが都会に限らず、田舎でも同じだから彼らの懐の深さに驚かされる。私のように日本以外の国に長期間滞在することが初めての者にとっては、オーストラリア人のこの人懐こさには驚かされるだろう。そして、「欧米人はアジア人に比べて開放的だ」という一般化されたイメージをより強めることになる。実際には、欧米圏のこうしたコミュニケーションは、見知らぬ人同士でも挨拶や世間話をすることで、お互いに敵意や悪意が無いということを確認する役割を持っている。たとえば、深夜に帰宅したマンションで見知らぬ人と二人きりでエレベーターに乗る場合などは誰しも不安を感じるだろう。赤の他人と言葉をかわす欧米式のコミュニケーションは、そのような場合における緊張をほぐす役割を担っており、実際、エレベーターやコインランドリーなど、狭い空間に人が集まる場所においてこのようなコミュニケーションはよく見られる。

される差別
見知らぬ人とこうした挨拶を交わすことに慣れていないうちは、突然の出来事にどう言葉を返して良いかわからず、驚きを感じながらも、この恥ずかしさを「楽しむ」ことができるだろう。しかし滞在期間が長くなるにつれ、オーストラリア人は必ずしもフレンドリーではなく、むしろ差別主義者の色が強いということに気づかされることになる。私の場合は、ジョギング中に、わざわざ車道を走る車の窓から中指を立てられたことがある。ある晩にクラブ街で日本人の友人と食事をしていた際には、気分の高揚した地元の若者集団に気さくにハイタッチを求められ、二言、三言言葉を交わした。それだけならば、「さすが、陽気で開放的なオージー(オーストラリア人)は酒を飲むとその性格が顕著になるな!」という美談で済むのだが、その直後、彼らに背中を向けその場を離れようとした際、「ヘイ!ファックユー!!」と何度も叫ばれた。要はからかわれていたのである。酒を飲むと人はつい本音が出てしまうものだが、この時の出来事は差別的なオーストラリア人の隠れた性格を見せられたようで大きなショックを受けた。他にも、フードコートで順番待ちをしている間に後ろの若者(女の子2人組であった)に背負っていたリュックにイタズラをされ、文句を言いに行くと「Asshole!(くそったれ!)」と罵られたこともある。この際も酷いショックを受けて、彼女らが視界に入るその場所で食事をする気になれなかった。

アジアの海を超えた時点で、アジア人にとって差別は宿命になるのかもしれない。衣食住全てにおいて充実している日本社会に住む多くの日本人にとって、わざわざ日本の海を渡り海外に移り住む必要性はほとんど無い。しかし、一度海を渡れば日本人も差別の対象になるのだという事実をいざ知った時、その衝撃は耐え難いものになり得る。日本の製品、料理、漫画・アニメは世界中で賞賛を浴びているが、それで日本人全体が尊敬の対象になったかというと、そうではなく、依然として差別の対象となっているのである。


こんなに沢山のジャップが泣いているのを見るのはヒロシマ以来だ
アメリカが日本を抑えて金を獲ったな・・・パールハーバー(真珠湾攻撃)の仕返しだ!




2011年の女子ワールドカップ決勝(日本対アメリカ)時には多くのアメリカ人が日本人に対する差別発言をネット上に呟いていた。

Racist Tweets After U.S. Soccer Victory Over Japan: “Japs” & “Pearl Harbor” Trending
http://www.japanprobe.com/2012/08/10/racist-tweets-after-u-s-soccer-victory-over-japan-japs-pearl-harbor-trending/


こうした差別に直面した場合、どう対処するべきなのだろうか。何事も穏便に済まそうとするのが日本人の「思いやり」だが、日本人は舐められているという事実に気づいた時、挑発的な差別にはしっかり反抗するべきではないかと葛藤するきっかけになる。しかし、挑発的な態度に挑発的な態度で以て臨むことは、結局、同じ穴の狢―自分を社会的常識に欠ける人々と同じ地位に落とすことと同義ではないか。では、黙ったまま心の中で相手を卑下し、ルサンチマンに浸り自分を慰めれば良いのか。葛藤は深まるばかりである。

インターネットが普及して10年、LCC(格安航空会社)が登場して数年。人種間の距離は益々縮まるばかりだが、差別に直面すると、これらが人種間の相互理解を促進し差別を減らすことに何ら寄与していないのかと悲しい気持ちにさせられる。私自身も、上に述べた個人的体験のせいで、一時期オーストラリア人不信に陥ったことがある。こうした体験が重なると、彼らの見せる笑顔は本物なのだろうかと疑心暗鬼に陥り、次第に自ら心を閉ざし、他者との接触を絶ってしまうようになる。


する差別
日本を離れてみない限り、こうした差別について理解することは難しいだろう。その意味で、実際にその身で差別を受け、この事実を知ることは非常に重要だ。なぜなら、人は多くの場合において、実際に自分が被害者になるまで痛みを理解することができないからだ。苦痛を受けて初めて、人は他者への振る舞いを振り返るのである。人種差別をされることで、人種差別が人に与える苦痛を知る。そして、私はオーストラリアで人種差別を受けたことではじめて、我々日本人も人種差別をしているという事実に気づかされたのである。その一番の標的は、中国人と韓国人だろう。

中国人や韓国人に対する差別的発言は、インターネット上でいくらでも散見できるが、私自身は、多くの日本人は分別をわきまえ、実社会では彼らに対して差別などしていないと思っていた。善悪問わず、誰もが個々の人種に対する印象をある程度持っているものだが、事実、我々日本人の持つ外国人へのネガティブなイメージは差別として実際に我々の態度に反映されているのである。そのことに我々日本人自身が気づくのは非常に難しい。なぜなら、偏見や異文化に対する無理解、あるいは政治絡みの軋轢が人々の頭にネガティブなイメージを作り上げ、それがやがて無意識な差別へと結びつくようになるからである。たとえば、中国人は列に並ばない、食事の仕方が汚いという話は誰しも聞いたことがあるだろう。このような話を何度も繰り返し聞かされることで、やがて「中国人はまともな教育を受けていない、教養がない」という風に、独善的価値観で他者を判断し、次第に見下した態度を取るようになってしまうのである。そして、そうした態度の多くは無意識のうちに表れるのである。

私自身がそうだったように、無意識の差別を意識する方法は、自分が差別される以外にないだろう。



オーストラリア人の差別に話を戻そう。オーストラリア人の外国人差別には歴史的背景が影響しているのかもしれない。今日のオーストラリアが移民国家として成立している背景には、イギリスの植民地時代に流刑地として利用されていたという歴史が関係しているが、その歴史においては白豪主義と呼ばれる人種差別的な移民政策が採られており、先住民族の排除政策の後、経済の転換期には諸外国からの労働者流入を阻止する動きが起こったからである。

そして、今後オーストラリアでの外国人差別はますます顕著になるのではないかと私は予想している。なぜなら、地元民の労働機会確保を目的とした差別が起こった当時と同じ雰囲気が今日のオーストラリアにも広がっているのではないかと感じているからである。世界経済の低迷期において、現在のオーストラリアは多くの外国人にとって格好の労働市場だ。オーストラリア政府は今年度上半期におけるワーキングホリデービザの発行数が前年同期比20%も上昇したことを発表しており、自国で職に就けない若者たちが移民を労働力確保の手段としているこの国に大挙して押し寄せている事実を如実に伝えている。それに加え、鉱業によって一時活性化されていた国内経済は好調期を過ぎ、失業率が上昇するなど陰りを見せ始めている。こうした状態が今後も続けば、移民や短期の外国人労働者による職業収奪に対して地元の人々はより危機感を募らせることになる。その帰結として、オーストラリア人による潜在的外国人差別は表面化し、やがて強まることになるだろう。

こうした一連の体験と思索の先に、私には日本が透けて見える。なぜなら、日本でも、今後労働力確保の手段として移民が増えることが予想されるからである。

過去2,3年、特に私が日本を経つ直前の頃、東京を中心とする首都圏のコンビニで急激に中国人店員の採用が増えたように感じた。会計の際に店員のネームプレートに目を向けると、そこにある名前は決まって中国系のものだった。日本人の店員を見つける方が困難と感じたことさえあり、その突然の変化に恐怖に似た驚きを感じたことをよく覚えている。現代オーストラリア人の外国人差別が移民による職業収奪への危機感に起因する部分があるとすれば、同じ事が今後の日本にも起こるだろうと予想することは決して的外れではないだろう。あるいは、謙虚さが美徳とされる日本では、より陰湿なものとなって表れるかもしれない。

少子化で国内労働力が縮小する一方の日本社会。近い将来、より多くの移民が連続的に流入するようになった時、我々日本人は彼らにどのような態度を見せるのだろうか。差別を受けたことのない人々が想像力を働かせ、個々人が社会との調和を保ちながら自己の向上に努めることが当たり前の世の中になっていくのか、それとも・・・。日本人の器が試される時が近いという気がしてならない。

日本での差別体験の有無について、中国青海省出身の友人が答えてくれた。

日本に住んで長い友人が差別を受けたことがないことを知り、嬉しくなった


今後、社会を生きる上で、「想像力」という言葉が重要な意味を持つキーワードになっていくと私は考えている。

世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい。そうあるべきであり、そして、それを感じる瞬間は、他者に対して想像力を働かせた時か、あるいは、他者がそうしているのを目撃した時だけだからである。


2013/07/14

ちょっと困惑することがあった

つい先日、困惑することがあった。友人たちと話していた時のこと。今思い出してもどう理解して良いのかわからず、頭の中を整理できないため、この内容も支離滅裂になものになっているだろう。

ちょっとしたホームパーティーに参加し、みんなで夕食を食べたのだが、参加者の中に日本人は俺一人で、10人程度いるメンバーはみな同じ国の人たち。俺と話す時は英語で会話していた。

そのうちの一人が、「いつか日本(か沖縄)に行くからその時はガイドと宿泊場所と食事もろもろ全部提供してね!往復の航空券だけ自分で負担するから!」と言ってきた。まぁ冗談だろうと思いながら、相手の調子に合わせて「てことはつまり俺に会うのが楽しみだから会うわけじゃなく、あくまで俺を利用して俺の故郷をタダで満喫するために俺に会うわけだな!?」と皮肉っぽく返した。すると、相手は「I'm just kidding! lol You're too serious!(冗談だよ~真剣に捉え過ぎ!)」と返してきた。冗談ならもっと面白い言い方しろよ・・・と思いつつ、苦笑しながら一度は適当にやり過ごした。だが、その後も件の人物はことあるごとに同じことを何度も言ってくる。段々俺の方も、「こいつ多分マジだな・・・」と思い始める。相手が同じことを何度もいうもんだから、俺も上に書いたことを再三繰り返す。その度に相手は「You're too serious!」を返してきた。しまいにはその話を聞いていた他の人たちまで同じことを俺に言ってきた。たとえ冗談でも、何度も金を無心されるちょっと・・・と辟易すると同時に、向こうの言い分は周囲も冗談と認める一方で、俺の返事はなぜか冗談と捉えられなかったことに違和感を覚えた。俺としては、相手と同じ調子で返したつもりだったのだが・・・。その後もこのことが頭に残ったままで、その夜はずっとモヤモヤとした気持ちが消えなかった。いまだに、何故彼女のセリフだけが冗談とみなされ、俺の返事は冗談と認識されなかったのかわからない。

宴もたけなわを迎え、そろそろ帰るかという頃合いに泊まっていくように勧められた。正直、モヤモヤイライラしていたため、帰って一人の時間を過ごしたかった。帰りたかったし、こんな気分の俺が残って泊まってもみんなに迷惑をかけるだけだろうと思っていた。そうこう考えている間に、住んでいる一人が空き部屋を綺麗にしたからそこで寝るといいと言ってきた。陰鬱な気持ちを抱えたまま案内されるがままに覗いてみると、そこには友人の荷物が色々置いてあった。「荷物を置いているだけで別の部屋のベッドで寝てるから気にしないで」と言われるが、その荷物の持ち主はその夜初めて会った人で、しかも女性だ。気の置けない男友達の荷物がある部屋ならまだしも、全くと言っていいほど知らない人間。そんな部屋に寝るのは図々しいし失礼だと思った。だから、「親切にありがとう。けどいいよ。荷物を置いている彼女に悪い。今日は帰るよ。」と断ったのだが、向こうもいいから泊まっていけと食い下がる。それでも再度断った。「そっちが気にしなくても俺が気にするから。マジでありがとう。」と言うと、また「You're too serious(お前は真面目すぎる).」と言われてしまった。その言葉にウンザリしてしまった。

結局、運転担当だった別の友人が俺が泊まると勘違いしてしまったため置き去りにされ、その晩はその好意に甘えることを余儀なくされた。。

以前の記事でピア・プレッシャー(同調圧力)について少し書いたが、彼らの申し出を断る俺に対する彼らの態度になんとなくそれを感じた。 もちろんこの晩の友人たちはみんな親切で俺も好きだが、この一連のやり取りの時だけは、俺の意見が尊重されていないような気がした。「親しき仲にも礼儀あり」という価値観が彼らの文化には存在しないのだろうか?とさえ思ってしまった。そんなことはないはずなのだが。

自分でも、自分が人より少し真面目すぎるところがあることはわかっている。その原因は両親が離婚し片親・一人っ子で育った環境にあると思っている。今考えれば一人で過ごす時間が他の子供より圧倒的に多かっただろうし、一人っ子だったから、身近に相談できる人もいなかった。だから、自然と全て一人で考え、一人で行動するように育ったのだと思う。良く言えば、少しばかり自立した人間に育ったと思う。一方で、人に助けを求めたり好意に甘えたりすることが苦手な性格にもなってしまった。それでも、今まで日本で生きてきた中で「お前は真面目すぎる」なんてことをいきなり会話の中で言われたことは一度も無かった。覚えている限りは。その言葉を何度も何度もぶつけられたものだから、俺のこの性格がおかしいのだろうかとさえ思ってしまった。もしかしたら、日本でそう言われたことがなかったのは、幸運にも俺の友人たちが俺のことをよく知っていて、俺が皮肉屋で感情をあまり顔に出さない人間だということをよく理解してくれていたからかもしれない。もしそうならば、残念なことに、この晩の友人たちとの友人関係はまだまだ浅く表面的で、お互いを十分理解できていないものだということになる。まぁ、会ってたかだか数ヶ月程度で人を知った気になるのもおこがましいことだけど。

多分、「You're too serious!(お前は真面目すぎる)」と言われるたびにため息が出るような気分になったのは、そんな自分の自立した意見や性格が尊重されず、好意に甘えることを強制されているように感じたからだろう。あるいは、一対多数で日本人的思考が理解されなかったことに苛立ってしまったのかもしれない。もしかしたら、彼らの文化では人間関係は距離感の近いほど良しとされていて、友人の好意に甘えないことは逆に失礼で友情に背く行為だとみなされているのかもしれない。そう考えるなら、あのタイミングで申し出を断った俺が変に見られるのも当然だろう。しかし残念ながら、俺はどちらかと言うと、付かず離れずの距離感が最適な人間関係もあると思っているし、育った環境のせいもあって、多くの人と四六時中やんのやんのするよりは、70%の時間を一人で過ごしたいと思っている。自分がどうするか、どうすべきか、どうしたいかぐらいは自分で考えて決めたい。他人の意見も尊重するから、他人には俺の意見も尊重してほしいと思っている。それが無視されたような気がして、その夜は一気に気持ちが冷めてしまった。

もしかしたら、俺が認識している彼らとの距離感と、彼らが認識している俺との距離感には大きな違いがあるのかもしれない。この二つのできごとはそれを示唆しているような気がした。

少しばかり時間が経って、思いつく範囲で原因を考えながら気持ちを整理してみた。上に書いたことが正しいことなのかか全くわからないが、少しは気持ちが落ち着いた。この文章を読む多くの人も、俺は真面目な人間だと思うのかもしれない。そう言えば、会社を辞める時も、理由を伝えた上司に真面目だと言われたっけ。

良くも悪くも、異文化コミュニケーションというのは難しい。自分の認識の甘さを痛感させられた気がする。

2013/07/12

これまでのお料理写真まとめ その2

最後にこのネタで記事を書いたのがいつだったのか思い出せないぐらい久しぶりなのでいっちょここらで第二弾をやります。果たしてレベルは上がったのか・・・いや上がってない間違いなくw

ものすごく不健康に見える人参と玉ねぎを醤油で炒めた野菜炒め。ステーキと一緒に食べました。これはうまかった。

かなり良い感じに見えるある日の朝食。それもそのはず、目玉焼き以外全て冷凍&インスタントだからな!!

ある日街をブラブラしていて中国人経営のスーパーを覗いてみたところ・・・。
なんとゴーヤーが!!!オーストラリアでゴーヤーが手に入るなんて全く思っていなかった。衝撃。そしてこの時初めてゴーヤーの英語がビターメロンということを知る。ウリ科の作物はみんなメロンなのね。ちなみにこの日のゴーヤーの値段は1キロ530円ほど。
当然うちなーんちゅの俺としてはゴーヤーチャンプルーを作るしかない!
この日は「ママ・・・」と涙を流しながら夕食を過ごしたとか過ごさなかったとか。ゴーヤーチャンプルーは誰でもできるお手軽料理なので何回かつくりました。


某寿司屋でバイト経験を積んだおかげで一番初歩的な巻き寿司が巻けるようになった!アボカドとツナの組み合わせ。仕込みが大変だが味は最高。しかし自宅の包丁がなまくら過ぎてカットすると見た目が台無しに・・・。最近台湾人の友人一同に振舞ったら喜んで食べてくれた。寿司はどこの国の人にもウケる鉄板料理なので仲良くなるための武器として作り方を知っておくとかなり役立ちますね。

ある日の夕食。レパートリーが全く無いことが一目でわかるこの組み合わせ(使い回し)。

これじゃ駄目だ!と新しい料理に挑戦した結果できたのがこれ。ネットで見つけた「丸ごとたまねぎのチキンスープ煮」なるものに挑戦したら予想以上にマズイ仕上がりに。めんどくさくなって途中からテキトーにやった記憶が。料理難しいよ・・・。

クリスマスにはバイト先から5キロもの巨大な生ハムをいただいた。カットするのが大変だったがかなりうまかった。

またまた酷い見た目の夕食。一時期ブロッコリーにハマっていた。

白菜ともやしを使った野菜炒め。お肉が入っているとお腹がそこそこ膨れて助かる。野菜だけだと全然腹の足しにならないw料理をすると食材名のボキャブラリーを自然に獲得できるのがいい。
しかしオーストラリアは野菜の値段も結構高い。もやしは高すぎて滅多に買わない。もやし炒め好きなのに・・・。

午後のおやつ。ビールとコーヒーと炭酸が飲みたかったので同時に飲んでいた。

昔から夕食を用意するのが面倒な時はお菓子を代わりにすることがよくある。オーストラリアにも美味しいお菓子がいくつかあって助かる。

こんなに美味しそうに見えるカレーも画像修正を解除すればここまでグレードダウン!
カレーは何回もチャレンジしているんだけどなー。なかなかうまくならん!どうも水っぽくなるんだよな・・・。

チャーハンにも挑戦しましたよ。実際に自分でご飯を炒めてみるとパラパラにするのがすごく難しい。どうしても硬くなってご飯同士が固まってしまう。中華料理店のチャーハンマジすげえ。

見た目は酷いものの個人的には大満足な結果のオムライス。初挑戦。
ちなみにこのオムライスにこんな反応をいただきました。



料理ができる男性への女性の声がここまで黄色いものだとは知らなかった!これはもう頑張るしかない!!うおおおおおおお!!!

次回をお楽しみに!w

2013/07/11

オーストラリアの小ネタ色々

今日はオーストラリアで気付いた日常のカルチャーショックを色々紹介。

1. ギフトカードの種類が多い

ギフトカードと言えば日本ではiTunesカードと、あとプレステやWiiのネット対戦を利用するためのカードしか見たことがないのだけど、こっちでは他にも種類がたくさんある。映画館のカードや音楽視聴サービスの課金カード、トイザらスのカードもあった。Facebookのカードなんてのもあるのね。

2. ホットスパーがある
セブンイレブンはあちこちに沢山あるのだけど、まさかホットスパーもあるなんて知らなかった。日本では都市部ではなく地方で展開されているこのコンビニ。上京して大学生になるまでは沖縄にしか思っていた。日本では確か数年前にココスという名前に変わっていたと思うのだけど。まさかオーストラリアで見ることになるとは・・・。心底驚いたので写真に撮っていた。

3. 警察と市民の仲がいい
日本では警官が市民と肩を並べて雑談をしながら歩くなんて絶対に見ないですね。いかにも海外っぽい光景。実はこの時は昼休み中だったのだけど、あまりに興味を惹かれたので食事を忘れて20分ぐらい尾行して観察してしまいました。日本の警察もこれぐらい市民に寄り添ってもいいのでは。

4. 洗剤の容器にジュースが入っている

日本では洗濯用洗剤や柔軟剤にしか使われないこの形状のボトル。海外では普通にジュースにも使われてたりします。ちなみにこれは濃縮ジュースで水に薄めて飲むタイプ。最初これは見た時はこの色とこの容器の形のせいで飲む気がしなかった・・・がそれも今は昔。ジュースおいしー。

5. コーラの種類が多い
やたらと種類の多いコーラ。ペプシだけでも4種類ぐらい。コカ・コーラも3種類ぐらい?その他諸々。日本のイオン系列のトップバリュのように、オーストラリアのスーパーもプライベートブランド(自社ブランド)を展開している。右写真の右のコーラは安い。1.5リットル90円を切っている。まぁ僕はコカ・コーラ以外は認めませんが(キリッ

6. マックのソフトクリームが30円
少し前に値下がりして30セント(大体30円)に。ただしサイズは日本の半分ぐらい。100円無くてもマックに行こう!

こんな感じかな!また何かあったら第二弾をやります。

2013/07/08

ブリスベンの信号変わるの早すぎワロタ

ブリスベンの一部の歩行者用信号機は、青から赤に変わるのがすげー早い。住んでいた家の近くの信号機があまりにも早く赤になるので、思わず動画に撮ったぐらい。早速その映像をご覧いただこう。
赤になるのが早い信号機なら日本にもあるのだが、ブリスベンは交通事故防止に結構な力を入れているようで、これで「点滅してから渡り始めるのは違反だぞ!」と注意を呼びかけているのだからちょっと笑える。 街のど真ん中にこんなおっきな広告があったり。
こんな広告貼るぐらいならもうちょっと青の時間を長くしてくれよ・・・とツッコみたくなる。 滞在3ヶ月目ぐらいからはこんな掲示を見かけるようになり、一部の交差点ではカウントダウンタイマーが設置されるようになった。
確か日本の一部の都市にあったような。 設置された当時はこんなニュースが。
動画では市長が「サンフランシスコでは歩行者の交通事故が50%も減ったからブリスベンでも効果があるはずだ!2012年の交通事故予防策の一つとしてやってみるぜ!」と息巻いている。一ヶ月の試験導入で効果が確認できれば100万ドルを投入してブリスベン全域に導入する・・・という内容のニュースなのだけど、この直後にブリスベンを離れたので今どうなってるのかは不明。 これだけ見ればブリスベンは結構本気で交通事故防止に尽くしているように見えるのだけど、そこは怠け者なオーストラリア人。一ヶ月の試験導入期間を過ぎても普通にタイマーが稼働していたwよく分からんwwしかしこのタイマー、シドニーでは効果が無かったそうな。 ともあれ、自治体がインフラ整備に力を入れているのはいいことですね。実際、ブリスベンは人が多いのにかなり綺麗で快適。ゴミのポイ捨てなんて全くといっていいほど見たことがないしね。タバコの吸殻とか皆無(ポイ捨てには罰金が科される。それも結構な額。)日本より綺麗なんじゃないかな。

2013/07/06

オーストラリアのワーホリメーカーに役立つ求人サイト一覧


忘備録も兼ねてバックパッカーに役立ちそうな求人サイトを列挙。

オーストラリアにワーホリで来るバックパッカーのほとんどが、都会に定住して働くシティジョブ系か農場で短期間働くファームジョブのどちらかを求めて行動するはずなので、大雑把にこの二つに分けてサイトを紹介。
どちらの求人も掲載されているサイトはファームジョブの欄に列挙。

シティジョブ系

1. Career One



2. Job Seeker
http://www.jobseeker.com.au/


3. Seek
http://www.seek.com.au/



4. SimplyHired


5. My Career
http://mycareer.com.au/
農業の募集は無いのでシティジョブなど定職に就きたい人向け。



6. WESTjobs
http://westjobs.com.au/jobseeker/
WAでの求人情報に特化したサイト。マイニング、アルバイト求人の情報があるものの農業関連は無さそう。



7. Go Workabout
http://goworkabout.com/
WAの求人サイト。掲載件数は5,6件程度で、バー・パブスタッフや食肉関係の求人がメイン。






ファームジョブ系



1. Gumtree
http://www.gumtree.com.au/
恐らく誰でも知っているサイト。求人サイトとは呼べないか。サイト利用者個人が不要なものを出品したり募集できるサイト。オークションに似ていて、興味を持った人は掲載主に直接連絡を取るシステム。僕はここでシェアハウスを見つけました。


2.Travellers At Work
http://www.taw.com.au/
シティジョブ、ファームジョブ両方掲載件数の多いサイト。



3. Monster
http://bestjobs.careerone.com.au/
Career One系列のサイト。


4. Aussijobs
http://www.aussijobs.com.au/
サイト上には求人情報は掲載されていない。最初に履歴書をサイト掲載のアドレス宛に送付して求人情報を自身で問い合わせる必要アリ。


5. The Job Shop
http://www.thejobshop.com.au/
WAの農業・シティジョブ情報に特化したサイト。WAへの移動に興味があるなら一度はチェック。








6. WorkStay
http://workstay.com.au/
各地域の主要作物と高収穫期が掲載されているので便利。


7. Harvest Trail
http://jobsearch.gov.au/harvesttrail/
政府主導のサイト。





8. Regional Labour Hire
http://www.rlh.com.au/
WA地域の求人に特化したサイト。掲載求人はいつも2,3件しかないものの、雇用条件は良い物が揃っている印象。農業メイン。こまめにチェックすると良いかも。


9. Farm Work Australia
http://www.farmworkaustralia.com/
QLD、NSW、VIC、TAZに特化した農家情報サイト。

10. FARMWORK.TV
http://www.farmwork.tv/
画面上部「Find Harvest Job」から求人情報をチェック。掲載件数は少ない。


11. Jobs In Mining
http://www.entrylevelminingjob.com.au/
マイニング産業に特化した求人サイト。ただしエンジニアや現場監督など上級職の募集しか掲載されていないのでワーホリメーカーがここから仕事を見つけるのは難しいかも。

12. Backpacker Job Board
http://www.backpackerjobboard.com.au/
オーストラリア全域の主要都市を中心にひと通りカバーした求人サイト。求人内容も農業からホスピタリティ系まで色々ある様子。レイアウトが見づらく検索機能が無いのが難点。

13. Byron Employment
http://employment.byron.com.au/
ほぼ全産業を網羅。ただ個別の求人の詳細があまり載っていない。


日本人ならここも見とけってサイト

ファームジョブもたまにあるけど、割合としては居酒屋などのシティジョブの仕事が圧倒的に多い印象。日本人向けの求人なので手っ取り早く仕事を探すには良いかも。日本食レストランなどでの仕事は時給が安いだとかオーストラリアでわざわざ日本語環境で働く意味はあるのか?など色々議論もあるのでよく考えたほうが良いですね。とりあえずチェックしておいて損はないです。比較的、こういった日本語求人サイトの求人はQLDやNSWなど東海岸に集中しています。WAの求人が多い日本語求人サイトがあったら教えて下さい。

1. チアーズ
http://www.cheers.com.au/
画面上部「求人」から求人情報をチェック。



2. SUNQUEENSLAND http://www.sunqld.com/
画面下部の「Japanese」から日本語メニューへ。英語、中国語がある程度理解できる人はそれぞれの言語での求人情報もチェックするべし。

3. JAMS.TV http://jams.tv/
上部メニューの「クラシファイド」から求人へ。NSW、QLDを中心にオーストラリア全域の求人が載っています。

4. 日豪プレス http://nichigopress.jp/
上部「求人」から。僕はここでブリスベン滞在時に高時給のバイトを見つけました。




知ってるところは全部列挙したかな。オススメのサイトがあったら教えてくれ~。

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